あらすじ・キャスト

2016年、完全新作でおくる「最高はひとつじゃない2016 SAKURA」は主演に内博貴を迎え、
桜を題材にした3つのオムニバスストーリーを紡ぎます。

KREVA&内博貴=「ウチクレバ」
「ウチクレバ」の2人を軸に、桜の木が見守り続けた3人の男たち―
新進気鋭で話題のラッパー「AKLO」
HIPHOPレジェンド、RHYMESTERの「Mummy-D」
幅広く活躍中のアーティスト「ブラザートム」
彼らを取り巻く女性陣として
「小西真奈美」、「増田有華」、「綿引さやか」ら豪華キャストが舞台を彩ります。

この奇跡のコラボレーションをお見逃しなく!

あらすじ

サクラ チル。
それは決して、ただの儚い終わりではない。

人の手を借りないと生きていけない桜と全てを見守り続けた桜たちの、物語。

  • 青年:内博貴

    いつの間にか傍観者ではいられなくなる「青年」。
    生まれたこと。存在すること。誰かと関わること。自分であること。
    全てに疑問を抱いていた「青年」は
    突然現れた同じような存在の「男」によって
    強制的に3つの物語を連れまわされる。
    無責任な「男」の行動に答えばかりを求め続けていた青年は
    人々の苦しみや想いに触れながらやがて
    桜が散ることの、意味を見つける。

    男:KREVA

    積極的、かつ無責任な「男」。
    「青年」そして「物語全体」を積極的に、
    或いは無責任にナビゲートする謎の「男」。
    『きっかけをやる、ただそれだけ。決めるのは、自分だ』
    そう言いながらも時折
    子供の遊びに夢中になってしまう父親のように
    自分が全力で楽しんでいたりする。
    優しく、冷たく、力強く。
    青年の傍に立ちながら、見守り続ける存在。

    女:小西真奈美

    全てを見守りながら、問いかける「女」。
    ナビゲーターである「男」のことすら見守るような存在の、謎の「女」。
    『あなたは、誰ですか?』
    まるで青年の自問自答を具現化したように、
    常に問いかける形で至るところに存在し、物語の全てを見守り続けている。

  • 飾らない枯れ木の物語

    時代から振り落とされた幕末の志士がひとり、
    名もなき立派な桜を訪れた。
    「本当は有名な神代桜を見たかったんだ。」
    そう言って笑う大柄な男は、あまりにも『自由』。
    全身で今を楽しんでいるように見えるその男は
    本当は、輝いていた過去の自分に縛られていた。

    「みんなで順番に、誰かが誰かの背中を押す」

    背中を押された男と
    押すつもりのなかった桜の
    飾らない、枯れ木の物語。

    CAST

    幕末の志士:ブラザートム
    茶屋の娘:増田有華
    幕末の志士が訪れた茶屋の娘。
    幕末の志士と共に楽しそうに歌を唄うが・・・
  • 咲かないつぼみの物語

    ご神木と呼ばれている神代桜の元に現れた、
    天才と名高い奇抜で風変わりな坊主。
    皆が恐れを抱く中、庭屋の娘・多恵だけは
    ただの坊主としか思っていなかった。
    「どんな木だって花だって、みんな同じです」
    全てを平等に捉える多恵と自信に満ち溢れている坊主は
    やがて、互いに惹かれ始める。
    けれどそれは、決して咲くことのないつぼみだった。

    「でも、人間にはあるでしょ?そういう『想い』が・・・あるでしょ?」

    多くの時間が流れ、再び訪れた桜の木の下で
    始めて本心を語る坊主。
    自分を律し、信じる道を進み続けた風変わりな坊主の
    ひとことだけの、咲かない言葉。
    咲かないつぼみの、物語。

    CAST

    風変わりな坊主:AKLO
    多恵(庭屋の娘):綿引さやか
  • 実のならない花の物語

    時代を楽しんだ武将と、その妾の子。
    なぜか妾の子と間違われてしまった青年は
    共通点を感じた妾の子として生きてみることにする。
    父の願いを叶えるため、妾の子として生きるため、
    老臣との確執の中、全てに抗うように強行する青年。
    気が付くと青年は、何もかもを失っていた。

    「誰から見ても、不甲斐ない子孫でごめんなさい。」

    実のならない花の物語。
    妾の子として、桜として、自分として
    青年が決心したのは、少しだけ、踏み出すことだった。

    CAST

    武将:Mummy-D
    妾の子(青年):内博貴
    妹:増田有華
    妾の子と間違われた青年の「妹」として登場する姫。
    兄(青年)が進む方向を間違えそうになるたびに
    叱咤激励しながら背中を押しているが・・・

- スタッフ -

音楽監督:KREVA
原案:町田誠也  脚本:野村昌史 / 馬場巧  演出:野村昌史 / 田村敦史 / 馬場巧
振付:梅棒  殺陣:大岩主弥  美術:松本わかこ
照明:安部力  音響:戸田雄樹  音効:宮本雅行
衣裳:東京衣裳株式会社  ヘアメイク:結城藍 / MANAMI
演出助手:元吉庸泰  舞台監督:田中絵里子
宣伝写真:ハービー・山口  宣伝美術:curly_mads
宣伝協力:る・ひまわり  票券:サンライズプロモーション東京 / キョードー関西
制作:瀬戸山京子(エクシタン) / 北原ヨリ子(レッド・カーペット)
プロデューサー:野村昌史 / 村田篤史 / 馬場巧(エレメンツ)
東京公演主催:エレメンツ / テレビ朝日   大阪公演主催:キョードー関西 / FM802
企画・製作:エレメンツ

過去の公演記録

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